絵画のオークション参加してみました(5)


中断していた絵画オークションのシリーズを続けます。

今回はまずは、オークションではなく、以前から欲しいと思っていた街を描いた作品として、
ギャラリーから購入した事例をまとめておこう。

以前、シルクスクリーンではあるが、オークションで、山形博導の「霧のサンフランシスコ」を落札し、サンフランシスコのものは手に入れていたが、今回は前から気にしていた「フィレンツェ」を描いた油絵を見つけたので、清水の舞台から飛び降りる積もりで購入したのが、
田畑高弘 「フィレンツェ F20号  08/07/17

である。作家は余り知られた人ではないが、それなりの評価を得ている人のようである。少し個人の家には大きめの絵ではあるが、フィレンツェを丁寧に描いたものであり、なかなか気に入っている。
私が手に入れた初めての本格的な油絵である。

山形博導の「霧のサンフランシスコ」と田畑高弘フィレンツェはモチーフとして、少なくても主観的には、シリコンバレーと繋がっている積もりなのですが。


オークションとしては

第4回体験 第254回 2008年9月13日(土)
[LOTナンバー] 824
[作家名]  小林 章三 (KOBAYASHI, Shozo)
[作品名]  「ミコノス(ギリシャ) 」
キャンバスに油彩 F10号 サイン有 キャンバス裏にもサイン、タイトル 額付
[評価額] 成り行き
[落札額] 58 (千円)

2009/04/23  写真を追加。

で1点を落札。成り行きの絵画であったが、色の美しさに注目して買いを決めて、もう一人の人と競った結果少し高めの落札額となった。絵の出来具合からすれば、2万円位安くても良いものではなかったかと思う。少し前までは、自宅のリビングに掛けて楽しんでいた。色の美しさは一般家庭向きのもので良いのだが、毎日眺めているうちに、どうも絵としては余り宜しくないということが気になり始めている。まえのフィレンツェは飽きもこないで良いものであったのだが、今回の「ミコノス(ギリシャ) 」 はオークション参加の授業料ということになるのであろうか?作家はフランス在住とのことで『美術市場 2008年版』にも掲載されているが、どんな人なのかは良くは分からない。