原丈人氏の『21世紀の国富論』を読む(3)
『21世紀の国富論』はなかなか読みごたえのある本であったが、多彩な活動を続けている方の見解だけに興味深いものがある。会長を務めているデフタ・パートナーズ・グループでの幅広い活動に加えて、国連開発本部(UNDP)の国連資本開発基金(UNCDF)フェローとしての係わりを経て、WAFUNIF(国連本部直属のNGO組織)への支援などの活動は注目に値する。健全な志を持った多彩な活動は通常の経営者の枠を超えるものを感じざるを得ません。
本日(6月28日)の日本経済新聞社には二面に、平凡社による中ぐらいの大きさの広告が出ていた。この広告では、丹羽宇一郎氏(伊藤忠商事取締役会長)と岩井克人氏(東京大学教授)の推薦の言葉も掲げられていた。これからこの本は売れ始めるのだろうか?
この本を読み始めたためにストップしていた『ウィキノミクス』を再び読み始めています。こちらの本もやや読みごたえのあるもので、500ページほどあります
- 作者: ドン・タプスコット/アンソニー・D・ウィリアムズ,井口耕二
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2007/06/07
- メディア: 単行本
- 購入: 10人 クリック: 301回
- この商品を含むブログ (150件) を見る