1167556220**[『ウェブ進化論 』]『ウェブ進化論 』を改めて読み直してみた

先日梅田望夫さんの本

1. 梅田望夫ウェブ進化論―本当の大変革はこれから始る―』ちくま新書582, 2006.2.10

2. 梅田望夫シリコンバレー精神―グーグルを生むビジネス風土―』ちくま文庫, 2006.8.10
(本文は、梅田望夫シリコンバレーは私をどう変えたか―起業の聖地での知的格闘記―』新潮社, 2001.8.10)

3. 梅田望夫平野啓一郎ウェブ人間論新潮新書193, 2006.12.20

の3冊について触れたが、『シリコンバレー精神』は本文は、2001年時点までに書かれたものであり、やはり現在の時点で注目すべきは、まず『ウェブ進化論』ということになると思う。

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)

そこで年末を迎えて、『ウェブ進化論 』を改めて読み直してみた。ノートの代わりに気になるところをまとめてみよう

この本の内容紹介として、本書の表紙カバーの裏にある、出版社あるいは著者の文章から見てみよう。

インターネットが登場して一〇年。いま、IT関連コストの劇的な低下=「チープ革命」と技術革新により、ネット社会が地殻変動を起こし、リアル世界との関係にも大きな変化が生じている。ネット参加者の急増とグーグルが牽引する検索技術の進化は、旧来の権威をつきくずし、「知」の世界の秩序を再編成しつつある。そして、ネット上にたまった富の再分配による全く新しい経済圏も生まれてきている。このウェブ時代をどう生きるか。ブログ、ロングテールWeb2.0などの新現象を読み解きながら、大変化の本質をとらえ、変化に創造的・積極的に対処する知恵を説く、待望の書。

簡潔に本書の内容を紹介している文章で、興味深いものである。