絵画のオークション参加してみました(4)

4. 第3回体験 第248回 2008年6月14日(土)第2部

落札内容  油絵ではなく、版画であったが、2点初落札!!

────────────────────────────────
[LOTナンバー] 423
[作家名] 山形 博導
[作品名] 霧のサンフランシスコ
講談社P.178 1993年 シルクスクリーン 50.7×85.6cm サイン有 ed.AP55共シール 額付*
[評価額] 50〜100(千円)
[落札額] 60 (千円)

                                                                          • -

[LOTナンバー] 462
[作家名] 小松崎 邦雄他[4点セット]
[作品名] アンダルシアの女
リトグラフ 40×30cm サイン有 ed.95 大体良好 他は梅原龍三郎「生蕃(民族衣装の少女)」(リトグラフ 32.4×19.5cm 版面及びマージンに薄い日ヤケ)小島俊男「人形」(エッチングに手彩 36.4×27.8cm)「人形」(エッチングに手彩 32.5×23.8cm) 全て額付*
[評価額] 40〜60 (千円)
[落札額] 30 (千円)

                                                                          • -

 第1部では、油絵3点とも落札できずに、落胆して当日はひきあげた。その夜、第2部の版画を急きょ絞り込み翌日の第2部のオークションに臨むことにした(版画については下見を行っていない)。この行動はやはり多少オークションの雰囲気に左右された行動という面も否めなかったが、初体験としたはそれほど高い授業料とも言えないであろう。

 委託入札ではなく、直接オークション会場でパドルを用いた入札は、多くの業者に混じって素人の個人が奮闘する場面でもあった。最初の山形の入札は多少のあせりがあったが、小松崎他のセットについては私の購入の意図は明確で、落ち着いて評価額以下での落札に成功した。パドルをすぐに挙げず、しばらくこらえた点が良かったのかもしれない。

 版画の落札という油絵とは異なる作品の落札ではあったが、最初の落札体験としてはまあまあであったかとも思っている。

 ただし、後日送られてきた山形のシルクスクリ−ンの額の一部が欠けていた。いかに中古品とはいえ、現物を下見していなっかたことのツケがまわったということであろう。作品とは直接関係のないことであり、修理の可能性を探るしかなかろう。

 何事も準備不足は、それなりの結果を導くということであろうか?

以上が初めての落札までのオークション体験記でした。

(本当は、関連する絵の写真を掲載したかったのですが、著作権の関連で確認ができなかったため、残念ながら掲載を控えました。関連する絵の写真があればもっと楽しかったのですが。)