懐かしい名前に出会いました

Googleの誕生』を読んでいるので、この関連で検索していたら、懐かしい名前に出会った。日本でNECのPC−9800シリーズがPCの標準的機種として日本市場を凌駕していた頃、『松』という日本語ワープルソフトがあった。その『松』の開発に関わった中村正三郎氏だ。『松』は当時優れもののソフトで、その徹底したソフト作りには多くのファンがいたと思う。

Google誕生 ?ガレージで生まれたサーチ・モンスター


『松』関連

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20060609/240537/

松Ver.5―これだけで使えるコンパクトマニュアル (ポケットマニュアルシリーズ)


その中村氏が、昨年(2006年)6月に書いた「今読むべきGoogle(グーグル)本」という記事で『Googleの誕生』を推奨している。さらにその中で、梅田望夫さんの『ウェブ進化論 』にたいして極辛口の論評をしているのを読んで、考え込んでしまった。立場の違いによる評価基準の相違とも考えられるが、中途半端な意見を吐露すると、中村氏から雷が落ちそうなのでこれ以上は止めておこう。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/06/17/409892

でも中村氏は懐かしい名前で、当時の雰囲気を思い出したことだけは確かである。その頃の日本のPC市場は世界の市場から見ればローカル市場の一つであったが、まもなく日本語も使えるDOS/Vマシンの登場により、日本も国際標準のIBM仕様のマシンとなり、PC−9800シリーズは姿を消した。