「昔、男ありけり」(NHKハイビジョン放送)について
白洲信哉『小林秀雄 美と出会う旅』を楽しんだり、小林秀雄の『近代絵画』やそれから派生して、小林秀雄全集などを調べていたら、NHKハイビジョンで今週の月曜日(2月12日)から5回シリーズで「昔、男ありけり」(シリーズ 男と女)の放送が始まったのを思い出した。
初回は白洲次郎、2回目は青山二郎で、いずれも小林秀雄とゆかりのある人で偶然とはいえ、面白い巡り合わせである(ちなみに小林秀雄と白洲次郎は1902年の同年生まれである)。3回以降は開高健、植草甚一そして壇一雄の予定である。どのような基準でこの5人が選ばれたのかはよくわからないが、このような番組がNHKでつくられるということは、時代の流れを反映しているとも言えるのだろうか?
http://www.nhk.or.jp/bs/navi/docum_td.html
(このURLは今週限りか?)
http://www.nhk.or.jp/omoban/k/0212_13.html
白洲次郎については、私も何年か前から注目していたが、最近一種のブームのようになって本や雑誌特集も次々と出されて、急に注目を浴び始めたようである。
NHKの「そのとき歴史が動いた」で「マッカーサーを叱った男」として紹介されたためなのか、あるいは明石家さんまが白洲次郎をたずねて歩いたからなのであろうか?多分、時代が白洲次郎に大いなる興味を示し始めたからなのであろう。
最近「とんぼの本」のシリ−ズの中の、
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を読み返してみている。これより前に手に入れた
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も同種の本だが、捨てがたい。
白洲次郎については、まだ読んでいないものをも含めて、次のような本がある。
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があるようで、これも手に入れて眺めてみたいものである。
現代における男の生き方を考えるには参考となるということであろうか?