1169136860**[『ウェブ進化論 』]『ウェブ進化論 』を改めて読み直してみた 第2章

Chicago 出張のためだいぶ時間が空いてしまったため、帰国後以前と気分が変わってしまい、このシリーズを続けるかどうか迷っていました。しかし途中で止めるのも何か中途半端な気がしたので、しつこく続けることにしました。

第2章から何章かは、いよいよ本格的な話題が登場します。まずはグーグルのことからです。

梅田望夫さんは、2003年初頭 

グーグルはシリコンバレー史の頂点を極めるとてつもない会社だ (p. 48)

と確信したという。

シリコンバレーの起業家主導型メカニズムは90年代後半に研究し尽くされ世界中に輸出された。しかしグーグルのような全く新しいコンセプトの企業をゼロから生み出し、それを世界一の企業にまで育てる力こそがこの地の底力なのだ、と改めて強く確信した。(p. 48.)

グーグルはその使命について「Google独自の検索エンジンにより、世界中の情報を体系化し、アクセス可能で有益なものにすることです。」とその会社概要で述べている。

梅田さんは、その具体化の一例が、2005年6月にサービスが開始された、「グーグル・アース(Google Earth)」であり、「自動翻訳技術の開発」であるという。

また、「ウェブ上でも民主主義は機能する」という話題の際に、梅田さんは「10 things Google has found to be true」(Googleが発見した10の事実)とい風変わりな理念について触れている。これはGoogleの理念と題するページに記されているものですが、興味深いものですので、皆さんも眺めてみられることをおすすめします。

http://www.google.co.jp/intl/ja/corporate/tenthings.html